2021年ドラフト会議開催

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本日11日プロ野t球新人選択会議(ドラフト会議)が開催された。今年は1位指名は予想が難しく、指名を公表したソフトバンクや西武ライオンズ以外はどうなるのか楽しみであった。
1番人気は西日本工業大学の隅田知一郎投手で巨人、広島、ヤクルト、西武の4球団が指名、西武が交渉権獲得した。

ホークスは公表したノースアジア大明桜高校の157キロ右腕風間球打投手の単独指名に成功した

2位では慶応義塾大学のスラッガー正木智也選手を指名し5位まで支配下選手を指名した。育成では14人の選手を指名し世代交代を図ろうとする意志が見えた。風間投手が単独指名になったのは今年は即戦力といわれる大学、社会人投手が比較的多かった(特に左投手)こともあるが、風間投手自身の評価が将来チームの柱になるスケールの大きさは認めるものの時間がかかるということなのだったのかなと考えられる
同じようなタイプの佐々木投手(ロッテ)の今の状態や入団時から完成度の高かった同期の奥川投手(ヤクルト)の活躍を見ると、ドラフト1位で何年も時間をかけて育てる余裕がないと考えても当然である。
ホークスの王会長がスケールの大きい選手が好きなのもあるが。
しかしホークスも高卒の投手はあまり育っているとは思えない。2015年指名の高橋純平2019年のみの活躍だし、17年ドラフト1位の吉住投手は現在育成選手に降格。
1位ではないが2016年ドラフト2位指名の古谷投手は160キロ左腕と話題になったがコントロールが良くないため2020年4試合登板があるのみである。数少ない成功例が2010年育成指名のエース千賀投手と1995年ドラフト1位の斉藤和巳投手風間投手には千賀投手や斉藤和巳投手のようなスケールの大きい選手に育ってほしい

阪神はバランスよく指名していて個人的には合格点

阪神は小園健太投手(市和歌山高)をくじで外すと同じ高校生右腕の森木大智投手(高知)の指名に成功した。高校はちがうが同じ高知の藤川球児をほうふつとさせる豪腕ピッチャーである。おととし指名した西投手や及川投手も順調に成長しているし森木投手も夏ぐらいには1軍でみられるかもしれないとても楽しみである。
2位鈴木投手(創価大)、3位桐敷投手と即戦力左腕を指名。鈴木投手は鹿児島出身!!!
4位の前川選手(智弁学園)は将来の4番候補。
5位の岡留投手(亜細亜大)はサイドから149キロ後半のスピードボールをを投げる。
6位の豊田外野手(日立製作所)は手薄になっている右の長距離バッター。
7位の中川捕手(京都国際)は将来の正捕手候補。
将来性と即戦力、投手と野手のバランスがいい。
どちらかといえば社会人や大学生を上位指名することが多かった阪神だが金本前監督ぐらいからスケールの大きい選手を取るようになったと思う。数年後の阪神はとても楽しみだ

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