山本由伸投手2年連続沢村賞受賞

パリーグ

沢村賞の選考委員会(堀内恒夫委員長)が開かれ、2年連続2度目の投手4冠に輝いたオリックス・山本由伸投手が前回一致で選出された。

2年連続の受賞は

2年連続の受賞は、17、18年の菅野投手(巨人)いらい6人目でパリーグでは初めてとのこと。
過去の連続受賞者は杉下茂(1951、1952年)、金田正一(1956、1957、1958年)、村山実(1965、1966年)、斉藤雅樹(1995、1996年)である

選考基準

沢村賞の選考基準は、7項目あるがすべてクリアしなければならないという規定はない。登板数・25試合以上、完投試合数・10試合以上、勝利数・15勝以上、勝率6割以上、投球回数・200イニング以上、奪三振・150回以上、防御率2.50以下となっている。
2018年から足項目として「先発で登板した全試合に占める、投球回数7回で自責点3点以内」というQSに似た独自の基準を先行に含めることになった

由伸投手は

今季は26試合15勝5敗、勝率・750、防御率1.68、奪三振205。最多勝、防御率、最多奪三振、勝率の4部門を独占し、昨年同様選考基準7項目のうち5項目をクリアしている。基準を満たさなかった、2項目のうち200投球回はあと7だった。

堀内委員長は

選考委員会では全会一致で2年連続の受賞が決定。堀内委員長は「対抗馬がいないし、1人しか選びようがない。選考は楽だが寂しい気がする」と話している。分業制になった現在では7項目の選考基準を満たす選手がなかなか現れないだろう。最近では2019年のように該当者なしの年があるのも仕方ないと思われる

日本シリーズで途中降板

日本シリーズ初戦の登板は左脇腹の違和感で5回途中で緊急降板となっている。初戦を落とし2戦目も勝ちパターンながら引き分けてしまったオリックスが逆転優勝するには山本投手の復活しかない。次回登板ができるよう祈りたい

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